「死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた」読み終わりました。2時間ぐらい。






どっかのブログで紹介されていて、気になったので買ってみました。



本書は終末医療に携わっている著者が、患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介しているものです。


書評読んだときは、もっと面白そうとおもったけど、なんか著者の書き方が腰が引けてるような感じと憶測的な表現が全体的に蔓延してて、ちょと微妙な感じがした。
（もうちょっと末期の患者の意見を紹介してほしいところ）




著者がまとめた後悔すること「25」は次の通り。
↓

1 .健康を大切にしなかったこと
2 .たばこを止めなかったこと
3 .生前の意思を示さなかったこと
5 .自分のやりたいことをやらなかったこと
6 .夢をかなえられなかったこと　
　
7 .悪事に手を染めたこと　
8 .感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 .他人に優しくしなかったこと　
10.自分が一番と信じて疑わなかったこと

11.遺産をどうするかを決めなかったこと　　　
14.美味しいものを食べておかなかったこと
15.仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16.行きたい場所に旅行しなかったこと

17.会いたい人に会っておかなかったこと　　
18.記憶に残る恋愛をしなかったこと　　
19.結婚をしなかったこと　　
22.自分の生きた証を残さなかったこと
25.愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと


なるほどねー。うむうむ。

自分を鑑みてどうだろう。



2番のたばこは吸わないので無問題だけど、14番の「美味しいもの?」なんて、金がなきゃ実現できないしなぁ。
いや、でもケータイとかパソコンとか流行りものに大金出すんだったら、その分美味しいものに金回せるな。そうだ。そうしよう。



15番「仕事ばかりで?」は、今の俺の年齢は仕事が一番じゃないとダメだ?みたいなことを村上龍かだれかが言ってたな。




18番「記憶に残る?」うむ。したいしたい。




22番「自分の生きた証を?」。こりゃむつかしいだろう。政治家の遊説中に包丁もってつっこめばいいかな。



5番「自分のやりたいこと?」に関してはある程度は実現しとるなー。今の所はＷＥＢやりたいし。



6番「夢を?」は大半の人がそうじゃね？まあ夢のレベルにもよるか。結婚するーとか子供つくるーとかだったらがんばりゃできるけど、政治家になるーとかはむつかしいんじゃないかな。



こんな本読んだのはオヤジが死んだのがなんかあるんだろうなあ。

しかし、この手の死生論というか、人生論的な本って、その通り悔いのないように生きようと思ったら逆に人生窮屈になるんじゃないかと思ったりするけどどうだろう。


だいたい死ぬときゃみんな後悔するさね。